抗凝固剤のワルファリンはビタミンKの働きを抑えて、血液を固まりにくくして、血栓ができるのを防ぐ作用があるため、ビタミンKが多く含まれる納豆の摂取は禁止されます。
サプリメントではクロレラや青汁にもビタミンKが多く含まれているので、そのことを把握している医療機関ではクロレラも青汁も禁止していますが、すべての医療機関の注意事項に書かれているわけではありません。
クロレラも青汁も栄養豊富な食品というイメージが強いことから、安心して飲み続けている人も多いのですが、ワルファリンを使う場合には絶対に禁止です。
クロレラと青汁のビタミンKとワルファリンの相互作用については、メディアでも取り上げられていますが、人気のサプリメント成分にもワルファリンと相性がよくないものがあります。それはコエンザイムQ10です。
コエンザイムQ10にはビタミンKに似た作用があって、ワルファリンの働きを減弱させます。コエンザイムQ10は抗酸化作用が強く、血液をサラサラにして、血管を守る働きもあります。コエンザイムQ10は、うっ血性心不全の治療薬で、2000年までは医薬品としてしか使えないものでした。
2001年からは食薬分類の変更によって、食品の成分としても使用することができるようになったものです。
それだけ効果が高いサプリメント成分と認識されているものの、効果があるということは相互作用が起こりやすいということでもあるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






