サプリメントのもともとの意味は不足しているものを補充、補助するということですが、これが食品として摂るものの場合には通常の食事では不足するものを補うものとなり、一般に認識されているサプリメントの役割そのものです。
何が不足しているのか、よくわからないという人や、偏食や食事抜きのために栄養バランスが崩れている人の場合には、バランスが取れているものを食べることがすすめられるのですが、その中でも安心してすすめられるものとされているのが大塚製薬のカロリーメイトです。
ブロックタイプは見た目はお菓子で、他のバランス栄養食と同じに見えるものの、製薬会社が製造・販売しているのには理由があります。これだけ食べていれば大丈夫として代替食に使われたり、複合的なサプリメントの代わりに使われるカロリーメイトの原型は病院で入院患者に使われる濃厚流動食のハイネックスR(現在はハイネックスイーゲル)です。
これは寝たきり状態であっても、これだけ取っていれば栄養補給ができるという口から取り入れる(飲む)流動食で、初めて登場したカロリーメイトのリキッド(ドリンク)タイプはハイネックスRを薄めたものというイメージでした。その後、ブロックタイプのお菓子のようなものが登場して、今は流行のゼリータイプも登場しています。栄養的には同じで、これ1つで1食の代わりになる、つまり1日に必要なビタミンは2分の1、ほかのミネラルなどは3分の1ほどが補給できるという内容となっています。
ブロックタイプは1箱が200kcal(1個100kcal)、リキッドタイプは1缶、ゼリータイプは1袋が200kcalとなっていて、エネルギー量が計算しやすいのも人気の一つになっています。






