積極的に学ぼうとしている人の伴歩をすることによって、伴歩する側の講師なども学ぶことが多い、という話は「学びの伴歩」のメリットとして以前から書いてきました。伴歩を続けるためには、伴歩をする人を支援してもらえる方々の存在が重要になります。
学びの伴歩をボランティアで実施して、その費用も支援によって賄っているところでは、活動への伴歩、つまり学びの伴歩と伴歩してもらえる方に対して、何を返すことができるのかということも大きなテーマとなります。
社会課題の解決のための学びの場と機会を提供する活動に対して寄付や支援を求めることがあります。ボランティア活動であるので、何かを返すとしても“気持ち”程度であって、感謝の言葉や形にするにしても感謝状という紙で終わることが少なくありません。
感謝状の贈呈に副賞をつけるとか、協力者としてホームページなどに掲載するということではなくて、「健康リターン」という考え方があります。
継続的な支援をしていただけるのも健康であるからで、それは個人の身体のことだけではなくて、会社や団体の健全な活動があってのことです。
健全な活動は、働く人の健康があって成り立つものであることから、伴歩をする人への伴歩は、健康づくりのための情報提供や指導者の紹介、場合によっては学びの伴歩を実施している私たちが講師の立場になって健康づくりの支援をすることが重要になるとの認識をしています。
その健康リターンに必要な講習については、特定非営利活動法人セカンドステージ連盟を構成する各団体(特定非営利活動法人、一般社団法人)が保持するコンテンツを基本としますが、どれも働く人(青年から高齢者まで)に合わせたアレンジな可能な内容となっています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕