日々修行〔番外11〕1995年からの変化その2

1995年から2年後の1997年は「BOOCSダイエット」(運動、食事、メンタルの各分野で脳疲労を解消させるダイエット法で、九州大学名誉教授の藤野武彦医学博士によって開発された)、「白雪姫ダイエット」が注目されました。

「白雪姫ダイエット」は、『スリムになるってステキなことね−天地真理の白雪姫ダイエット』(天地真理著)で注目された低エネルギーダイエットですが、この書籍の科学的データは私が提供しました。

また、1997年には、ビタミンが食品として販売することが許可されるという画期的なことがあった年です。それまではビタミンは医薬品としてしか販売するしかできなかったのですが、厚生省(現:厚生労働省)の規制緩和によってビタミン13種類が食品として販売許可されました。

1998年には、厚生省によって、ハーブが食品として販売許可されました。

そして、1999年にはミネラルが食品として販売許可されました。当時の厚生省によって認められたのは12種類のミネラルでした。

今にしてみれば、当たり前に市販されているビタミン、ミネラル、ハーブが医薬品であったということを知って驚かれることがあるのですが、食品成分とするには食品業界、栄養業界の果敢なチャレンジがありました。

このような動きは、2001年に厚生省と労働省が合併して厚生労働省が発足することが明らかになってから大きく進みましたが、そのときに始まったのは今ではダイエットサプリメントとして広く知られることになったL−カルニチンの規制緩和で、当時はL−カルニチンは食品成分で作られた医薬品でした。

それが食品の成分として認められ、サプリメントに使うことが許可されたのは2002年のことです。このL−カルニチン研究の第一人者の王堂 哲(工学博士)は、日本メディカルダイエット支援機構の副理事長です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕