古希になったとき(2025年4月8日)に、多くの方からメッセージをいただきましたが、「おめでとう」に続く言葉の中で案外と多かったのは、「誰が同級生ですか?」ということでした。
岡山に移住して8年になり、過去の同級生や同窓生との付き合いが薄れていく中で、同級生の名前を思い出すのに時間がかかってしまうことにもなりました。
そもそも転校と移動の連続で、引っ越すたびに以前の知り合いと関係が切れていくこともあって、今も付き合いが続いている同級生の名前をあげても理解されないだろう、ということを伝えました。
それに対する反応のほとんどが、「その同級生ではなくて」ということでした。
私が同級生の意味を間違えていたわけではなくて、誰が同級生かを聞いてきた人のほうが間違っています。そのような反応があることを承知していて、わざわざ同級生について返事をしていました。
テレビを見ていると、同年代生まれの人のことを“同級生”と呼ぶことが多くなっています。以前であればタレントや芸能人などの間違い発言でしたが、今ではレポーターやアナウンサーまでが使うようになっています。
同級生はクラスメイト、同窓生は同じ学校で学んだ人のことで、問われているのは同年代であることもわかっています。
その問いについて返答するときには「郷ひろみと一緒」と言うようにしています。他の有名人について聞かれることもあって、そのときには同年代か同期かを聞いています。
同年代という言葉には複数の意味合いもあるのですが、私が生まれた1955年に限っても、生まれた日によって同じ学年である人と、そうではない人がいます。同じ学年であっても1955年4月から1956年3月までの期間があります。
そこで1955年の4月から12月と、1956年の1月から3月までで分けて答えています。
1955年(4月〜12月)では、郷ひろみ、松山千春、世良公則、所ジョージ、明石家さんま、ラサール石井、嶋田久作、江川卓、掛布雅之、達川光男、具志堅用高を主に上げています。
1956年(1〜3月)では、野口五郎、桑田佳祐、大友康平、佐野元春、新沼謙治です。(生年月日の順ではなくて、自分なりの並べ方です)
このうち私の出身大学の同期は、嶋田久作、達川光男です。
他にも有名人は、たくさんいるのですが、どうしても自分が関わってきた芸能関係、スポーツ関係が先にあがってしまいます。
郷ひろみ、野口五郎とくれば、新御三家の西城秀樹があがらないのかと聞かれることもあり、存命している人だけかとも聞かれるのですが、そんなことではありません。
大学の同級に広島出身の人がいて、西城秀樹と中学校の同級生だと初めて会ったときに話をしていました。本名は木本龍雄とのことでしたが、それに驚いたわけではなくて、話をしてくれた人は一浪しての入学でした。となると、西城秀樹の誕生日は1955年4月13日ではなくて、それよりも前になるからです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕