閃輝暗点(せんきあんてん)によって病院で苦労することがあると前回(日々邁進10)書いて終わりましたが、専門医であれば、私が嘘を言っているわけではないことはわかってくれます。
岡山に移住して9年ほどになるので、知り合いの専門医も増えて、私が東京にいるときに診てもらっていた医師は医学系学会の有名人が多かったことから、東京と岡山での情報交換で、病院の医師が間違った対応をすることだけはなくなりました。
ところが、岡山でも有名な大病院で診察の順番を待っている時に、閃輝暗点で天井が回るような状態になって、救急医が急遽対応してくれたのですが、一過性脳虚血発作や脳梗塞に間違われることは過去にもあったので、すぐに担当医にバトンタッチしてもらいました。
一番面白かったのは(などと言っていてよいのか?)、その場の医師も看護師も閃輝暗点の知識が不足していて、私が聞かれるままに状態を説明していたら、なんと精神科に回されてしまいました。
精神科医の診察の場に、よく知っている専門家が駆けつけてくれて、危うく別の施設に入院させられそうになったことがあります。
その時のことで忘れようにも忘れられないのは、私の閃輝暗点は視界の左の下側がモザイク状になって見えることから、精神科医は右目を閉じて見えるか、左目を閉じて見えるかと聞いてきたことです。
視界の左下側にモザイクが現れると言うと、左目にだけ症状が出ているのではないかと思われることもあるのですが、右目を閉じても左目を閉じても同じところにモザイクが出ています。
両目を閉じてもモザイクが消えないということを伝えたら、精神科分野の疾患と思ったのでしょうが、完全に目を閉じてもモザイクは現れています。これは眼球や神経の問題ではなくて、画像化する脳の後頭葉の問題だからです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






