大手出版社のゴーストライターをしているときには、書きたいものを書くことができない立場だったので、企画会議に参加して書きたいことを提案するように言われたときには、大喜びでステープラ(ホチキス)で閉じるのが大変なくらいの企画書を書きました。
これを見た企画の取りまとめの役員から、「小冊子の原稿か」と言われたものです。
その企画の内容は、有名な会社の社名の由来を説明しながら、各社が目指していること、将来像などを明らかにしていって、最後の項目にパナソニックとPHP研究所について書くというものでした。
当時はネット検索をすれば誰でも簡単に知ることができるという時代ではなかったので、多くの会社をピックアップするだけでも思った以上の時間がかかったものです。
企画が通って、下調べとして各社の広報に取材をする中で、当初の期待とは違った反応をする会社が出てきました。私たちが調べた社名の由来と、その会社が打ち出していること、今後の社名を活用した展開が合わなくなっている例が、いくつも現れてきたからです。
「今後の各社との付き合いを考えると」という理由で出版は諦めて、ネット時代になってからネタとして提供するだけになりました。
それが、どれくらい影響したのかはわからないものの、本来の命名の由来と、会社が広く伝えていることの差が出てきて、なんだか後付けしたことが由来となって多くのところで見られるようになりました。
これ以降に書いていくのは、当時のネタではなくて、今の時代の由来の話となるのですが、ただ知っていたということではなくて、なんらかの形で実際に関わってきた会社のことです。
そのため数は多くはないものの、飲み会では「へ〜ッ!」と言ってくれる方が多い“物知りネタ”ではあります。
そのネタは次回(日々邁進49)から紹介します。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






