日々邁進49 社名の後付け由来その1

お題の「社名の後付け由来」の前に、これなら納得できるし、今後も由来として続くであろうということから書いていきます。

「江崎グリコ」は、創業者(江崎利一)の名字と牡蠣(かき)の煮汁から抽出したグリコーゲンから名付けたというのはネット検索で簡単にわかることです。一時期はクイズ番組のネタでしたが、今では当たり前すぎて企画にも出されなくなっています。

グリコーゲンは肝臓や筋肉に蓄えられているエネルギー源で、簡単にいうとブドウ糖が数多く結合した多糖類です。

牡蠣といえば今ではタウリンが有名で、お酒を飲む人が肝臓の保護のために「飲む前に飲む」ドリンクの主要成分です。

大正時代のこと、佐賀で薬種業を営んでいた江崎利一は、漁師が牡蠣の煮汁を捨てていたのを目にして、栄養豊富な煮汁を捨てるなんて“もったいない”と薬の材料にすることを考えました。

しかし、国民の健康増進のために子どもが喜んで食べてくれるものにしたいとの発想から誕生したのが、栄養菓子「グリコ」でした。

当時のキャッチフレーズの「1粒300メートル」は、グリコ(キャラメル)1粒のエネルギー量が16.5kcalで、1粒300メートルを走るのに必要なエネルギーが摂れるということを示していました。

「カルビー」は、社名の由来が検索される会社ランキングで2位となっていますが、カルシウムのカルとビタミンB₁のビーを組み合わせた造語です。

前身の松尾糧食工業から1955年に社名をカルビー製菓に変更したときから使い続けています(1973年にカルビーに社名変更)。

どの商品に、どれくらいのカルシウムとビタミンB₁が含まれていたかということを知りたくなる人もいて、そのような質問が寄せられています(私も取材時に質問をした一人)。

しかし、健康に役立つ食品を作るという企業の姿勢を示した言葉ということで、当時の代表的な栄養素のカルシウムとビタミンB₁に着目したとのことです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕