時間塾26 時間の価値

「本当の金持ちは金持ちであることを見せないようにしている」というのは以前から言われてきたことで、スティーブ・ジョブスやマーク・ザッカーバーグの服装が例としてよくあげられます。

その逆に、「金がない人ほど金持ちに見せようとする」とも言われます。見せようとする、というよりも見せる必要があるという場合もあって、金がある人のところには金がある人が寄ってくるし、金がない人のところには寄ってこない(寄ってきても離れてしまう)ということは普通にあることです。

これを時間に置き換えてみると、時間に余裕がある人の周りには、同様に時間の余裕がある人が集まってきて、それぞれの時間を有効に活かすことができるようになる、と考えたいところですが、なかなか期待どおりにはいかないことがあります。

お金は使い方を誤ったとしても、後でカバーすることができて、失敗をしても取り戻すことができます。

それに対して、時間は誰にも同じ長さであるので、時間を取り戻すためには睡眠時間などの生活時間を削って心身に負担をかけることをするか、もしくは他人に負担をかけてカバーすることとなります。

時間は、同じ長さであっても、その価値を高めることができます。忙しい人ほど、時間の価値に気づいて、その価値を高めることができるはずなのに、忙しい人に限って、やりたいことをするための時間が足りなくなっています。

その原因は時間の使い方が上手でなくて(ヘタで)、時間に余裕があるように見せても、時間の実際の過不足は簡単に見抜かれてしまいます。その過不足の根本原因は人間性というか持っている器の大きさであることから、お金よりも明らかにわかってしまうところがあります。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕