アメリカでは州によって違いはあるものの、診断のマニュアルがあり、医療機関では診断結果によって治療法と費用が患者に示されます。
血糖値が高い人、糖尿病の初期段階の人が医療機関で診察を受けたら、まずは食事療法が指示されます。これによって糖尿病が改善されたら、医薬品を使っての治療と同様の医療費を請求することができます。
そして、指示された食事療法を実施しても効果が出なかった患者には、運動療法が指示されます。その両方を実施しても効果が出なかった患者には、食事療法と運動療法を継続したまま医薬品が処方されます。そのために医薬品の使用量を減らすことができます。
このようなことが可能なのは、アメリカの医療制度が“定額払い”方式になっているからです。同じ状態の患者には、医薬品を多く使っても、少なく使っても、医薬品を使わずに治療をしても同じだけの医療費が得られる制度となっています。
これに対して、日本の制度は“出来高払い”方式で、医薬品を多く使うほど、高額な医薬品を使うほど、医療費がプラスされていって患者の支払い金額が高くなり、医療機関が得られる収入も多くなるという仕組みになっています。
だからこそ、アメリカでは食事療法が重要であるというのは医師も患者も同じ認識であり、患者も一生懸命に取り組んでくれるわけです。それに対して日本は、といえば、ここで具体的に書くこともないくらいの状態が、ずっと続けられているのです。
このことは徐々に明らかにしていくことにします。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






