負の歴史28 閃輝暗点との戦いからの共存

目を閉じると何も見えなくなるのは普通のことで、「目を閉じて何も見えず」という谷村新司の「昴」の歌詞のような状態になるのは当たり前のことです。

ところが、閃輝暗点(せんきあんてん)は「目を閉じてもモザイク状態になって見える」ことから、目を閉じて休んでいても血流が回復するまでは、ずっと見えたままです。

閃輝暗点については前回(負の歴史27)、書かせてもらいました。

こればかりは他の人が、どのように見えているのかを想像することはできないことで、閃輝暗点が出たら対処しようがありません。講師として講習をしている途中で、モザイクのために講習テキストに書かれていることが充分に見えなくなっても、そのまま講習を続けています。

それが可能なのは、自分で作った講習テキストなので覚えているということもあるのですが、テキスト通りに話をしなくても、後で読み返してもらえれば理解できる“読めばわかるテキスト”にしてあるからです。

閃輝暗点は脳の後頭葉の血流低下が原因であることがわかっていても、そこから先のこと、つまり改善法はわかっていません。改善法がわかれば、治療もできるということになるわけですが、そのことを期待することはできません。

このことを体質と呼ぶことはできないのですが、まるで体質のように受け入れるしかない状態です。

血流の低下を改善する方法はあるものの、入浴をして身体を温める、運動をする、マッサージをする、血液をサラサラにする医薬品や健康食品を使うという、どの方法を使っても得られるのは部分的な効果、一時期な効果だけです。

そこで閃輝暗点があっても、なくても変わらないように仕事をするために考え出した“読めばわかるテキスト”については次回(負の歴史29)に続きます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕