負の歴史54 デトックスの後で起こること

デトックスによって、大腸内の有害物を排出させる手法では、有害物と一緒に腸内細菌の善玉菌も悪玉菌も排出されます。腸内洗浄のように強制的に洗い流す手法では、浣腸や下痢と同じことが起こります。

それは何かというと、大腸内の善玉菌よりも悪玉菌が大きく増えてしまうことです。

腸内細菌の善玉菌と悪玉菌は増殖するための条件が基本的に異なっています。

基本的に、ということは同じところがあるものの、全体としてみたら異なっていると判断することができる、ということを指しています。
その条件の一つは温度帯の違いで、善玉菌は活性化する温度帯が高めであって、腸内が温かいと増殖しやすくなっています。

それに対して悪玉菌は、温度帯に関係なく増えていきます。腸内の温度が低いと、悪玉菌が大きく増えることになります。

では、腸内の温度が高めであると、善玉菌も悪玉菌も増えることになるのかということですが、腸内細菌は総量(総数)が、ほぼ決まっています。先に善玉菌が増えると悪玉菌の増殖が抑えられるようになります。

善玉菌は代謝物として酸性物質を排出します。善玉菌は酸性環境で活性化しやすく、悪玉菌は酸性度が低いことで活性化しやすくなります。腸内洗浄によるデトックスの後には、酸性物質も流されてしまうことから悪玉菌のほうが増えやすくなります。

そのようなことにならないようにするためには、腸内環境を酸性傾向に整えるために、酸性傾向にする作用があるものを腸内に入れてあげることが有効になります。

その役割をするのが善玉菌で、その善玉菌が含まれている食品を摂ることが有効とされているわけです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕