「我が道」は自分だけの道と解釈されることもあって、身勝手という意味だと思われることも少なくありません。“我”が使われた有名な言葉に「天上天下唯我独尊」があります。
この説明と解釈については以前に(金言の真理62)、「唯我独尊」のお題で書きました。
唯我独尊(ゆいがどくそん)は、マイナスのイメージが抱かれることがあって、それは“尊”を偉いという意味だと受け止めて、独善的な暴走行為で使われることもあります。
「天上天下唯我独尊」は、お釈迦様の誕生逸話に登場する言葉で、いきなり立ち上がって歩き、右手を天に、左手を地に指し、「天上天下唯我独尊」との言葉を発したと伝えられています。
天上天下(てんじょうてんげ)は、天の上(宇宙)と天の下(地上)と表しています。天上天下で“この世”という意味合いとなります。
天上天下唯我独尊は、「この世で自分より尊い者はいない」と解釈されることがあるものの、「ただ一人、誰とも代わることがない尊い存在」との解釈が主流となっています。
また、“我”は我々を意味していて、すべての人が尊い存在であり、「我が道を行く」を我々の道、つまり心が通じ合う人が力を合わせて、同じ方向を見て進んでいくことで使うことができる、周囲にも優しい行動をするグループになりたいと願っています。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕






