鮭とサーモンは同じものなのか、それとも違う種類なのか、それは本物の専門家であれば間違えることはないはずですが、少なからず間違った発言をする人(専門家?)もいます。
国内の販売店では、北洋で漁獲されたものは鮭、輸入された養殖の鮭はサーモンという使い分けがされています。また、「サーモンは生で食べられる鮭」と認識されることが多いものの、ここに間違いが指摘されています。
サーモンと称されているものの種類名をみるとトラウトサーモンと表示されています。
トラウトサーモンは、淡水魚のニジマスを海水で養殖したものを指します。
鮭は分類ではサケ目サケ科サケ属のサケです。市販されているサーモンはサケ目サケ科サケ属までは一緒なのですが、正式名称は“トラウトサーモン”(trout salmon)で、一般にはマス(鱒)と呼ばれるものです。
この事実を伝えずに、生で食べられるのがサーモンだとPRしている実情があります。
このような混乱が生じた原因は、日本の政府開発援助(海外支援)が背後にはあります。
国際協力機構(JICA)が1969年に、チリに養殖技術を持ち込みました。当時は海外技術協力事業団でしたが、1972年に専門家を派遣して1985年から日本への輸出が始まりました。
そのときの販売促進PRで使われたのが、「生で食べられるのがサーモン」というフレーズでした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






