「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から一価不飽和脂肪酸の「基本的事項」「摂取状況」を紹介します。
〔基本的事項〕
一価不飽和脂肪酸には、ミリストオレイン酸(14:1n–7)、パルミトオレイン酸(16:1n–9)、オレイン酸(18:1n–9)、エルカ酸(22:1n–9)などがあります。
一価不飽和脂肪酸は食品から摂取されるとともに、不飽和酵素と呼ばれる二重結合を作る酵素によって、飽和脂肪酸から生体内でも合成できます。
〔摂取状況〕
平成30年・令和元年国民健康・栄養調査における日本人成人(18歳以上)の摂取量は、25.3g/日(男性)、20.7g/日(女性)です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕