食事摂取基準257 ビタミンC7

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンCの欠乏回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」の続きを紹介します。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*高齢者(推定平均必要量、推奨量)
前述のメタ・アナリシスでは、成人を用いた研究と高齢者を用いた研究に分けた検討も行われており、同じ血漿アスコルビン酸濃度に達するために必要とする摂取量は前者に比べて後者で高いことが示されています。

そのため、高齢者では、それ未満の年齢に比べて多量のビタミンCを必要とする可能性がありますが、値の決定が困難であったため、65歳以上でも65歳未満の成人と同じ量としました。

*小児(推定平均必要量、推奨量)
成人(18〜29歳)の値を基に、体重比の0.75乗を用いて推定した体表面積比と成長因子を考慮した次式、「(対象年齢区分の参照体重/18〜29歳の参照体重)0.75×(1+成長因子)」を用いて計算しました。

推奨量は、推定平均必要量に推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。男女間で値に差異が認められた場合は、低い方の値を採用しました。

区別なくまとめられていたため、男女差を考慮しないこととしました。

これらの値を丸め処理を行い、それぞれの推定平均必要量と推奨量としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕