食事摂取基準258 ビタミンC8

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンCの欠乏回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」の続きを紹介します。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*妊婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
妊婦の付加量に関する明確なデータはないものの、7mg/日程度のビタミンCの付加で新生児の壊血病を防ぐことができたということから、推定平均必要量の付加量は10mg/日としました。

推奨量の付加量は、推定平均必要量の付加量に推奨量算定係数1.2を乗じると、12mg/日となり、丸め処理を行って10mg/日としました。

*授乳婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
授乳婦の推定平均必要量の付加量は、母乳中のビタミンC濃度(50mg/L)に0〜5か月の乳児の基準哺乳量(0.78L/日)を乗じて、相対生体利用率(100%)を考慮して算定(50mg/L×0.78L/日÷1.00)すると、39mg/日となり、丸め処理を行って40mg/日としました。

推奨量の付加量は、丸める前の推定平均必要量の付加量に推奨量算定係数1.2を乗じて46.8mg/日となり、これを丸め処理を行って45mg/日としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕