「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのマグネシウムの欠乏回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」の続きを紹介します。
〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*小児(推定平均必要量、推奨量)
3〜6歳の日本人の小児を対象にした研究では、通常食摂取下における出納を観察して、得られた回帰直線から推定平均必要量を2.6mg/kg体重/日と推定しています。
一方、アメリカ・カナダの食事摂取基準では、マグネシウム安定同位体を用いて行われた出納試験などを参考に、推定平均必要量5mg/kg体重/日と推定しています。
安定同位体を用いた試験が妥当な値を示していると判断して、後者の結果を採用して、推定平均必要量5mg/kg体重/日としました。
これに参照体重を乗じて推定平均必要量として、推奨量は成人と同様に、個人間の変動係数を10%と見積もり、推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






