「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルの銅の「生活習慣病等の重症化予防」を紹介します。
〔生活習慣病等の重症化予防〕
糖尿病の患者では血清銅濃度が高いという報告があります。
また、冠状動脈造影を受けている患者を追跡した研究では、血清銅濃度の高い群において、全死亡率と冠状動脈疾患の死亡率が上昇しています。
このように、血清銅濃度の上昇は生活習慣病を重症化させる可能性があるものの、耐容上限量未満の摂取であれば、血漿・血清銅濃度の上昇は生じないと考えられることから、重症化予防のための目標量(上限値)も設定されていません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






