食事摂取基準427 脂質異常症1

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の脂質異常症と食事の関連の「概念と定義」を紹介します。

〔概念と定義〕
脂質異常症について、高low-density lipoprotein(LDL)コレステロール血症、低high-density lipoprotein(HDL)コレステロール血症、高トリグリセライド血症の3つのタイプに分けて、栄養素摂取量との関連を記述します。

ここでは脂質に食事性コレステロールも含めています。

脂質異常症は、動脈硬化性疾患、特に心筋梗塞および脳梗塞の危険因子となる疾患です。

動脈硬化性疾患の概念、診断基準、病態および動脈硬化性疾患全体の重症化予防については、日本動脈硬化学会による「動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2022年版」の参照がすすめられます。

なお、「動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2022年版」では、冠動脈疾患およびアテローム血栓性脳梗塞の発症予防の観点から、脂質異常症のスクリーニング基準値を設定しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕