食事摂取基準433 脂質異常症7

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の脂質異常症と特に関連の深いエネルギー・栄養素の「多価不飽和脂肪酸」を紹介します。

〔多価不飽和脂肪酸〕
飽和脂肪酸を多価不飽和脂肪酸に置き換えることで心血管疾患の減少が認められており、前述のメタ・アナリシスによれば、総エネルギー摂取量の5%を炭水化物から多価不飽和脂肪酸に置き換えると平均して2.8mg/dLの血清LDL-コレステロールの減少が観察されています。

さらに、研究数を増やした別のメタ・アナリシスでも、ほぼ同様の結果が得られています。

多価不飽和脂肪酸は、その構造や代謝経路の利害によって、n-6系脂肪酸とn-3系脂肪酸に分かれます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕