「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の脂質異常症と特に関連の深いエネルギー・栄養素の「その他」の続きを紹介します。
〔その他〕
*食物繊維
血清脂質への影響については、総食物繊維、水溶性の食物繊維を使用した多くの無作為化比較試験のメタ・アナリシスで総コレステロール、LDL-コレステロールの低下が示されています。
したがって、食物繊維の摂取は血清脂質の改善に有効ですが、その効果は3g/日の摂取量の増加で5.0mg/dL程度であり、生活習慣病の重症化予防には25〜29g/日の摂取量で最も顕著な効果が観察されています。
以上から、おおむね25g/日以上の食物繊維の摂取が勧められます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






