SML 9 デジタルデトックスの前に

〔2026/3/26〕
モバイル通信が始まった頃は、通信機器を持っていないと仕事ができない、通信機器があっても電波が通じないところでは仕事ができないということはあったのですが、そのような昔話(?)をされても理解できないと言われることもあります。
その話をする相手は自分にとっての子ども世代ではなく、孫世代になっていて、もうすぐ曽孫世代を意識しないといけないという年齢になると、いかに現在の通信環境が優れているのかを強く意識されられます。

その意識を、さらに強くする機会としてデジタルデトックスがあげられます。デジタル機器から離れる、少なくともスマホを手放してみて、デジタル環境に毒されて、体内に蓄積された毒素を排出するデトックスを経験することで、自分を取り戻そうということです。
とはいっても、デジタル通信がない状態に戻れる人は極めて少数派であって、スマホ依存が弱まる程度のことで、デジタルデトックスはデジタル社会のありがたさを実感する機会になったと話す人が大多数です。

元のデジタル社会に戻ってきたら(スマホの電源を入れるだけ?)、スマホの機能も通信状態も同じというのが前提になるかと思いますが、デジタルデトックスをすることがないまま、どんどんとデトックスされていくこともあります。

それは本来の機能が使えなくなったり、使えない期間があるということですが、まずはLINEではメッセージが送られてきて、それを知らせる画面は表示されるのに、送られてきたメッセージを見ることができず、どんどん蓄積されていくということです。
それが、ずっと続くのではなくて、1週間から2週間すると急に全部を見ることができるようになるものの、それは一時のことで、じきに見られなくなるという例もあります。

LINEが2021年にヤフーと経営統合してLINEヤフーになったときに解消されるのかと期待して、ヤフー時代から知り合いだった方に連絡をしてみても、対応はしてもらえません。
「貴重な意見として、おうかがいする」との反応で、意見ではなくて事実を伝えたのですが、期待はかなえられないままです。
一度、LINEを削除して、再び入れても同じ状態ということで、機器の問題ではないのですが、このような状況を“デジタルの専門家”に話して、どのような返答があるのか、それが“人材のデトックス”の判定基準としているところがあります。
〔小林正人〕