発達障害の改善のための支援が不十分であるために、うつや不登校、ひきこもりから精神障害までの二次障害を起こすことがあります。
うつ病などのストレスが要因となる精神疾患が最も多くみられます。発達障害は他の障害を併発していないと外見からは障害があるように見えないという特徴があるため、状態が理解されないことがあります。
そのために無理解や誤解を生じて、周囲との関係がうまくいかなくなり、これが大きなストレスを抱える状況に陥ることが少なくありません。
二次障害への発展を予防するには、本人の特徴をよく理解して、特徴にあった支援をしていくことが大切になります。
発達障害による二次障害の内在化障害は次回(発達特性42)、外在化障害は時々回(発達特性43)に説明します。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕