金言の真理34「腐ってもタイアップ」8

「腐ってもタイアップ」のお題で8回も書くとは思わなかったのですが、これで最後にして、明日からは次のお題に移っていきます。

その最後の話は、前回(金言の真理33)で触れた大きなタイアップについてです。

あまりに大きなことなので、この連載コラムでは全体像は書きにくいところがあるのですが、防衛関係のムードづくりのために沖縄の観光やエンタメ情報を定期的に番組の枠を買い取るような形で入れておくのが第一弾でした。

そして、国民的なムードを変えていかなければならないときにだけ地政学的な話(中国、北朝鮮、ロシアとの地理的・安全面での関係など)に切り替えるということでしたが、そのような仕事が回ってきたのは、大手広告代理店のテレビ局の重鎮(といっても大正2桁生まれの方なので、かなり古い関係)から引き継いだことがあったからです。

幸いなことにして、私が関わっていた5年間には重要局面はなくて、沖縄関連のタイアップに年間10億円近く(民放全国キー局4社)を持ってきてくれる“善い人”に徹することができました。

苦労をしたのは、私から引き継いだ広告代理店の担当で、私が岡山に移住した8年間に、それなりに地政学的な危機を感じさせることが起こったのは多くの人が感じ取っていることです。

東京を離れて、私の役割が終わったわけではなくて、いつ切り替えることがあってもよいように、裏付けとなる情報を収集して、整理をしていくという作業は続いていました。

タイアップを仕掛けるには、それなりの準備が必要ということの現れのようなものですが、その裏付け取りに対してはギャラの発生ではなくて、別のタイアップをもらっていました。

それを活用するのも、もう終わりにして、新たなステージで、これまでのタイアップの手法と成果を活かしていくことを考えています。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕