食事摂取基準249 ビオチン4

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビオチンの欠乏回避の「目安量の策定方法」の続きを紹介します。

〔目安量の策定方法〕
*乳児(目安量)
0〜5か月の乳児の目安量は、母乳中のビオチン濃度(5μg/L)に基準哺乳量(0.78L/日)を乗じると、3.9μg/日となるため、丸め処理を行って4μg/日としました。

6〜11か月の目安量は、2つの方法による外挿値の平均値としました。

具体的には、0〜5か月児の目安量と18〜29歳の目安量それぞれから6〜11か月児の目安量算定の基準となる値を算出しました。

次に、男女ごとに求めた値を平均して、男女同一の値とした後に、丸め処理を行って10μg/日を男女共通の目安量としました。

なお、外挿は、それぞれ以下の方法で行いました。

・0〜5か月児の目安量からの外挿
(0〜5か月児の目安量)×(6〜11か月児の参照体重/0〜5か月児の参照体重)0.75

・18〜29歳の目安量からの外挿
(18〜29歳の目安量)×(6〜11か月児の参照体重/18〜29歳の参照体重)0.75×(1+成長因子)
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕