「米百俵」を金言として出してよいのかという声があるのは承知していながら、あえて金言に相応しい(と思われる)言葉を、お題にはしていません。では、相応しい言葉は何かというと、それは「米百俵の精神」です。
「米百俵の精神」の精神の部分が広く知られることになったのは、小泉純一郎総理大臣が、小泉内閣発足直後の国会の所信表明演説で引用したことです。この言葉は2001年の新語・流行語大賞の年間大賞の受賞対象となっています。
受賞対象として実際に選ばれたのは「小泉語録」で、その説明書きの初めに「米百俵」がありました。それに続くのは「聖域なき構造改革、骨太の方針、ワイドショー内閣、改革の痛み」です。
「米百俵の精神」が小泉総理大臣の口から発せられたときに、拍手喝采だったのは新潟県民、中でも長岡市と周辺の人たちでした。それ以外は、ピンと来なかった人がほとんどでした。
長岡市では、「米百俵」と言われれば「米百俵の精神」であることがわかります。その由来は次回(金言の真理67)で紹介させてもらいますが、長岡市内を歩くと(新幹線の駅だけでも)「米百俵」は目に飛び込んできます。
それは売店の銘菓「米百俵」(落雁)や日本酒「米百俵」です。
長岡市内では音楽イベント「米百俵フェス」、秋の収穫祭「米百俵まつり」があり、再開発地域は「米百俵プレイス」です。そして、「米百俵の精神」が指し示す人材教育をリードしているのは「公益財団法人長岡市米百俵財団」です。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕






