講習などの途中で閃輝暗点(せんきあんてん)が起こると、講習テキストに書かれていることが充分に見えなくなることから、途中で余談を入れるなどして、閃輝暗点の原因である脳の後頭葉の血流低下が回復するまで時間稼ぎをして乗り切っていた時期もあります。
初めのうちは5分ほどで元の状態に戻っていたものの、だんだんと閃輝暗点の時間が長くなり、状態も悪くなってきていました。
閃輝暗点のために、よく見えない、受講者の皆さんと同じように見えていないことを説明しても、他の人には、どのように見えているのかを想像することができないことなので、それは諦めていました。
このことについては前回(負の歴史28)書きましたが、閃輝暗点が出たら対処のしようがないので、講習の途中でも、モザイクのために講習テキストに書かれていることが充分に見えなくなっても、そのまま講習を続けるために考え出したのが“読めばわかるテキスト”を使っての講習でした。
自分で作った講習テキストなので覚えているということもあるのですが、テキスト通りに話をしなくても、後で読み返してもらえれば理解できるようにしていることから“読めばわかるテキスト”と呼んでいます。
そのテキストは、メディカルダイエット、サプリメント、健康管理指導、発達栄養、ウォーキングなどの講習で使っているもので、全部で1000枚(A4サイズ)を超えています。
読めばわかるということを重視した工夫として、「である調」の文章を「ですます調」に変えました。私が話す口調に近くなるように心がけたことから、「まるで私から話を聞いている感じで読めた」という受講者もいました。
“読めばわかるテキスト”が知られるようになってきてから、講習テキストだけでなく、私の書く文章を「ですます調」にしてほしいという要望がありました。ついにはホームページに掲載する文も同じ調子で読みたいという要望があって、それに応えているうちに、従来の講習テキストの文体(固い感じの文)では書けなくなってきてしまいました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






