児童発達サポーター13 サポーターへの期待1

児童発達サポーターを養成するための講習を実施するときには、何が期待されているのかということを初めに話すようにしています。
それは、同じ理解と認識を持って、発達障害児に対して優しく接するようにしてほしいという望みがあるからです。

1)発達障害に対して正しく理解して、偏見をもたない
障害という名前が使われていることから、発達障害は心身の障害であると勘違いされることがあります。また、周囲から理解されていないために、偏見に苦しむこともあります。

発達障害を正しく理解することで、特徴的な行動をする子どもたちに優しく接して、その家族の負担を軽減させることもできます。

発達障害の出現率は10%とされ、大人になってから発見されることもあるため、家族や知人にも起こり得るかもしれないものです。そのようなときでも、悲観的にならず、前向きに捉えることができるはずです。発達障害の正しい理解によって、あなたも周囲の人も救うことができるのです。

2)発達障害の人や家族に対して温かい目で見守る
発達障害がある人は対人関係が苦手であることから、自分ができるはずの生活ができず、社会的に不利益を被っていることがあります。周囲に溶け込めないために周囲の目が気になり、周囲の対応を恐れて外出を避けることもあります。

家族も発達障害児との外出を辛く感じることもあります。周囲に迷惑をかけることを気にして、外出を避けようとすることもあります。自分の家族や知人が、そうなることを考えれば、辛い気持ちがわかるはずです。

発達障害児が特徴的な行動を示しているときに恐縮していたら、優しく接してあげるだけでも、発達障害児と家族は気楽な気分で外出できるはずです。周囲の人の多くが発達障害の特性を知り、温かく見守ってくれる雰囲気が高まれば、その不安は解消されていくのです。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕