「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのナトリウムの欠乏回避の「目安量の策定方法」を紹介します。
〔目安量の策定方法〕
*乳児(目安量)
0〜5か月児の目安量の算定において、母乳中のナトリウム濃度の平均値として135mg/Lを採用して、基準哺乳量(0.78L/日)を乗じると、1日当たりのナトリウム摂取量は105mg/日(4.6mmol/日、食塩相当量0.27g/日)となります。
これを根拠に、目安量を105mg/日(食塩相当量0.27g/日)、丸め処理を行って100mg/日(食塩相当量0.3g/日)としました。
6〜11か月児では、母乳中のナトリウム濃度の平均値(135mg/L)、6〜11か月の哺乳量(0.53L/日)、離乳食の全国実態調査データから推定すると、母乳と離乳食からのナトリウム摂取量は、それぞれ72mg/日(135mg/L×0.53L/日)、487mg/日となります。
これらを合計した値(559mg/日)より、目安量を600mg/日(食塩相当量1.5g/日)としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






