児童発達サポーターの養成講習で初めに話している5項目のうち、後半の2項目を紹介します。
3)発達障害の人や家族に自分なりにできることから実践する
専門家でなくても、発達障害児や家族に対してできることはいくつもあります。道を歩いているときに様子を見たり、声をかけたり、横断歩道を渡るときにさりげなく周囲に注意の目配りをするといったことや、発達障害児の家族の相談に乗るという、些細なことかもしれませんが、それが多く集まれば大きな力になります。
発達障害児の特性を知って、簡単にできることを無理なく行うことを、それぞれの人が少しずつ実践することが、発達障害児、発達障害者とともに歩む社会づくりの第一歩となります。
4)地域でできることを探して協力・連携
自分一人でできる手助けは小さなことでも大丈夫です。初めから大きな支援ができるようになる必要はありません。自分ができないこと、知らないことは他の人に任せればよいのです。
大切なのは、誰に、そこを任せればよいのかを知っていることです。どこに専門家がいるのか、相談できる人がいるのか、一緒に動いてくれる人がいるのか、その情報を常に探っていくことです。そして、困っている人がいたら、そこにつないであげることです。
小さなことでも、何度も続けていくことで、地域の発達支援の輪は自然と広がっていきます。
5)まちづくりを担う地域のリーダーとしての活躍
発達障害児は増え続け、家庭内だけで支えきれた時代から、地域全体で支えていかなければならない時代へと移っています。それは、あなたが暮らす地域も発達障害児に優しい地域へと変わっていかなければならないということを示しています。
発達障害児が生活する中で障害と感じることは、多くの人にとっても障害となっていることです。発達障害児に優しい地域は、いろいろな人にとっても優しい地域になるのです。
発達障害について知識と理解がある児童発達サポーターは、安心して暮らせる優しいまちづくりの担い手として、地域の発達障害児と家族の悩みを知り、さまざまな地域の人たちと共有することが望まれています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕






