金言の真理〔番外〕「働いて×5」

新語や流行語の中には、なぜ流行ったのかが翌年になったら忘れられて、その翌年には意味さえ忘れられている、というものも少なくありません。

そんな中で、必ずや長く語り継がれ、いつしか金言となるのではないかと言われているのが、2025年10月4日の自民党総裁選で当選後に新総裁が決意表明の中で述べた「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」です。

金言という表現は、皮肉を込めて使われることもあり、長すぎることから「働いて×5」と書かれることもあります。

実質所得が上がらない中、円安と物価高騰によって、さらに生活が苦しい状況にあって、「値(ね)が上がって、国民は音(ね)を上げている」という言葉が“座布団十枚”の獲得につながるという、これは長く記憶に残りそうな気配がしています。

ただでさえ年末は忙しい時期で、“今年の用事は今年のうちに”と思っても「働いて働いて」という状況で会えない人が出てくるのは例年のことですが、今年の年末に限っては「働いて働いて働いて働いて働いて」という人が多すぎます。

そのために、なかなか計画していることが始まらず、「働けど×5」で苦しくなる一方というのは、私だけではないはずです。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕