日々邁進6 打つことからの挫折

書くことから打つことに移ってきたのは、ワードプロセッサーのおかげで、初めは右手だけ、指3本だけというところから、左手も3本が使えるようになり、最終的には小指以外は左右ともに使えるようになっていました。

これは書くのと変わらない速度での原稿作成が求められていたので、必死になって挑戦した結果です。その当時は「書くこと=生活すること」で、それが打つことに変わっても生活していくための仕事であることには変わりはなかったことでした。

それに続いて、Windows95の時代となった1996年からはパーソナルコンピュータの文章作成ソフトでの文字打ち作業となったのですが、長年の首への負担があって、今度は左の手指がスムーズに動かせなくなりました。

これは中学生の時に空手の試合で相手の蹴りが首に入ってしまって、椎間板の一つが潰れた状態になりました。

これは姿勢をよくするというアナログな手段でなんとかなっていたのですが、負荷の蓄積と年齢の影響で左の手指に痺れと痛みが出るようになり、徐々に画面をタップすることで仕事をこなすことが増えてきました。

タップで仕事をするようになると、右手の指3本への負担が強くなって、これもできにくくなっています。そこで音声文字変換ソフトを使うようになったものの、代わりの方法を選択するたびに頭の回転に手指の動きが追いつかなくなっていきました。

仕事が変化して、今ではスピードは求めなくなったのですが、これからは考えたことが文章になるという夢のような世界があるのではないかと期待したいところです。それまでは我慢を続けるしかないようです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕