時間塾37 時間を無駄にしないための態度

これまでに費やした時間だけでなく、今の時間、そして今後の時間を無駄にされたことで、相手を時間泥棒呼ばわりすることがあります。

どの時間が最も重要かということが語られることは、これまでも何度もあったことではあるものの、それは時間を盗まれた人の立場で判定されるべきことで、少なくても盗んだ側が口にするようなことではありません。

中には、時間泥棒をしたことに気づいていなくて、苦情を言った時に、そのようなことを自分が言われる理由がわからないという反応が返ってくることがあります。

そんな人に対して、どんなことを言えばよいかということを教えてくれるセミナーも存在していて、それなりに人気になっている例も見聞きしています。

自分がやったことをわかっていない人に対して、何を言っても、それこそ時間を無駄にすること、時間泥棒の被害を増やすだけということにもなりかねません。

時間泥棒をされても、その行為を恨むでも怒るでもなく、許してあげるのが大人の態度だという考えがあって、それを理想とする人も少なくありません。私自身も許すことができる人間でありたいと思い、実際に何度となく許してきたところがあります。

許した相手の、その後の行動を見続けていると、許すだけではいけないということもわかってきました。許したら、今後は付き合わないということはなくて、付き合うことは付き合います。そうしなければいけないことも、大人の社会ではあることです。

では、許した後は、どのような付き合い方をするかというと、「二度と信用しない」という決意を持っての接触となります。

「二度と信用しない」という決意があるのに、それを表に出さないまま付き合われたら、それは悲しいことで、私であったら、そんな付き合い方はされたくはありません。それだけに、相手が、どのような感情でいるのか、それを一瞬のうちに見抜くことができる“微表情分析”を学んで身につけました。

微表情分析については他の連載コラムで書いてきました。これを時間塾の立場で披露するのは、もう少し先のことになりそうです。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕