水活の思考4 有限な資源の捉え方2

地球環境を維持するための重要な酸素は、植物による光合成によって生み出されています。植物も動物も酸素を用いて内部で多くのエネルギーを作り出し、成長するように変化してきました。

石炭も石油もエネルギーとして使用することによって二酸化炭素(CO₂)が発生します。二酸化炭素は大気中では約0.04%とわずかな量でしかないものの、温暖化への影響が大きく、地球上の温室効果ガスの76%を占めています。また、全体の二酸化炭素の65%が石炭や石油を燃焼させた結果だと考えられています。

温室効果がないと地球の平均気温は−19℃になるとされていて、二酸化炭素のおかげで平均気温は約14℃に保たれています。

温室効果ガスの濃度が上昇し続けると今世紀末(2100年度末)には世界の平均気温も上昇し続けることが予測され、最も少なく抑えられた場合で0.3〜1.7℃の上昇、最悪の場合には4.8℃の上昇と予測されています。

これによって海水温の上昇と氷河の融解などによって、今世紀末までに世界の平均海面水位は0.26〜0.82m上昇すると予測されています。

この地球規模の変化が、限られた資源の陸地を減らし、安全に住むことができる場所や農地を減らす上に、気が遠くなるような時間をかけて変化させてきた自然の循環力を低下させることになることにも思いを馳せるべきです。
〔小林正人〕