水活の思考12 ブルーエコノミーへの変遷

環境の保護と持続可能な社会を構築するための取り組みを象徴する色としてグリーン(緑)が広く使われています。グリーンは自然、健康をイメージさせる色であり、自然と人間が強調して暮らし、生活基盤の自然を保ち、次世代に伝えていく活動のシンボルカラーとされてきました。

グリーンエコノミーは自然の重要な資源を活かす経済活動として進展してきたものの、自然を守るはずの行動が、他方で自然破壊を進めていくことになっていることに多くの人が気づき始めています。

自然の再生力を活かしたキノコ栽培が、原木を伐採して使用するために、森林を減らすことになったという反省があり、新たな栽培の技術が求められました。

グリーンエコノミーは、それ以前のレッドエコノミーの反省から始められたものですが、グリーンエコノミーに対しても、その消費行動のへの疑問から、新たな経済行動が模索されるようになりました。それが「人間が人間らしく生きていくことを目指した経済活動」であるブルーエコノミーです。

レッドエコノミー、グリーンエコノミーの実態と社会的課題を再考察することによって、ブルーエコノミーとは何か、ブルーエコノミーによって何が変わるのか、そしてブルーエコノミーの思考によって得られる新たな世界の可能性に気づくことを目的として、レッドエコノミー、グリーンエコノミー、そしてブルーエコノミーについて考察していきます。
〔小林正人〕