植物は太陽の光エネルギーを浴びて、光合成によって二酸化炭素(CO₂)からデンプン(糖)などの有機化合物物を合成しています。
光合成が行われるのは葉緑体で、その中でエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)が合成され、ATPを利用して有機物が合成されています。
光合成には水も必要で、ATPによって二酸化炭素と水から酸素が合成されています。植物が二酸化炭素を吸って、酸素(O₂)を吐いているという一般に言われることは、生命の営みによる結果です。
地球が誕生したばかりの46億年前の大気は、高温・高圧の水蒸気が占め、他には二酸化炭素や窒素などが含まれていたと考えられています。
その後、数億年をかけて地表が冷え、水蒸気が雨となって降り注いで海ができると、大気の成分は二酸化炭素と窒素となりました。
二酸化炭素は海に溶け込み、一部がカルシウムイオンと結合して石灰岩(炭酸カルシウム)として海底に堆積することによって大気の二酸化炭素が減少して、大気の主成分は窒素になりました。
〔小林正人〕






