負の歴史43 半身浴の間違い情報

半身浴は、自律神経の交感神経の働きが盛んな状態を継続することによって、全身浴と同じような体脂肪の代謝効果を得ることができる簡単で安全な入浴法とされています。

そのために楽に続けられるダイエット法として、多くのメディアにも取り上げられています。

しかし、「半身浴は寒くて続けられない」という人も少なくありません。そのような人は実施法としては間違っていなくても、根底の条件が違っている人がほとんどです。

肩までつかった全身浴では10分間で100kcal程度の消費エネルギー量があるのですが、42℃以上の熱めのお湯に長い時間つかっていると脳が温まり、のぼせる状態になります。これを防ぎながらエネルギー代謝を高めるのが半身浴のメリットです。

熱めのお湯に肩までつかって、交感神経に切り換えてから、ヘソから上を湯面から出して半身浴を行います。交感神経が盛んに働いている状態で半身浴を続けると、血流が盛んになり、全身浴と同じように身体が温まり、体脂肪の分解と代謝が盛んになります。

半身浴は、あくまで身体が充分に温まって、交感神経の働きが盛んになっていることが最低限の条件です。

それを知って、正しい方法で実施していたとしても、半身浴を続けていると、徐々に身体が冷えてきます。冷えた状態では、交感神経から副交感神経に切り換わってきます。

そこで、身体が冷えてきたら、再び肩までつかるか、熱めのシャワーを浴びて交感神経に切り換えることです。これによって、再び体脂肪の分解と代謝を盛んにしていくことができます。

半身浴は寒くて続かないというのは、これは間違ったやり方をしている人の発言ということになります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕