輸入された果物などにはポストハーベストとしての残留農薬が確認されていて、これらは動物試験では有害性が認められていますが、人間への害については発表がありません。
これは当然のことで、危険が確認されている化学物質を人間で試験することは倫理上許されていないからです。動物試験の有害性の中には発がん性も含まれています。
輸入された果物に残留している農薬の多くは防カビ剤で、カビが生えないようにして腐敗も防いでいます。南半球から運ばれる果物は、高温多湿の赤道を通過してくるので、防カビ処理がされていないと売り物にならなくなります。
防カビ剤の原料は農薬で、カビは根を張ることから浸透性が高い特性がある農薬が使われています。輸入された果物のパッケージなどには、使用されている防カビ剤の種類が表示されています。しかし、どのような特性があるのかは書かれていないので、自分で検索することです。
そのオレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類に表示されている防カビ剤は、イマザリル、TBZ(チアベンダゾール)、OPP(オルトフェニルフェノール)、ベノミルなどです。イマザリルには急性毒性が、TBZ、OPP、ベノミルには発がん性が認められています。
そんなものが、なぜ使われているのかというと、輸出する国の人は食べることがなくて、食べるのは輸入した国の人だけだから、ということではありません。
柑橘類は皮を剥いて食べるものだからです。皮を剥けば大丈夫との認識ですが、実際には浸透性が高い農薬なので、中身にも残留することがあります。
だから、皮を剥くだけでなくて、刃物を使って皮を厚く剥く(中身も少し切る)ことが必要になります。
柑橘類なら、それでもよいのですが、防カビ剤はアメリカンチェリーにも使われています。皮を厚く剥いたら、アメリカンチェリーは種だけになってしまうので、あえて食べる必要があるのか、よく考えてもらいたいという話をしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






