糖尿病の診断に使われる数値の血糖値とヘモグロビンA1c(HbA1c)値を下げるためには、ブドウ糖が含まれる糖質を減らせばよいのですが、すぐに効果を出そうと極端に糖質を制限する人もいます。
それが医師の指示を間違った解釈で実施してしまう人ならまだしも、極端な糖質制限を指示する(支持する?)医師も少なからずいます。
糖質が含まれる食品は絶対に禁止として、果物も調味料に含まれる糖質も摂ってはいけないということが言われることが多いのですが、ブドウ糖は健康維持のための必要最低限の量が決まっています。
どれだけの量なのかというと、標準的な活動量の成人で1日に130〜150g程度とされています。
ブドウ糖は全身の細胞で使われるエネルギー源であっても、脳を除くと他のエネルギー源(脂肪酸、アミノ酸)も使うことができます。
ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源であり、これは補われなかった場合には脳の機能が低下するだけでなく、脳が全身をコントロールしているだけに全身に機能にも影響することになります。
摂取エネルギー量のうちの糖質の割合を50%以下に抑えるというのが糖質制限の基本とされています。
体重が5%減少すると血糖値が3%下がるという報告もあるので、どの程度の糖質制限をすればよいかを知って、それと医師の指示との整合性を見ていくことも必要であるとの認識をしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






