「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルのマンガンの基本的事項の「定義と分類」と「機能」を紹介します。
〔定義と分類〕
マンガン(manganese)は原子番号25、元素記号Mnのマンガン族元素の1つです。
〔機能〕
マンガンは、成人の体内に10〜20mg存在していて、その25%は骨に、残りは生体内にほぼ一様に分布しています。
マンガンは、アルギナーゼ、マンガンスーパーオキシドジムスターゼ(MnSOD)、ピルビン酸脱炭素酵素、ガラクトシルトランスフェラーゼ等の構成成分です。
実験動物にマンガン欠乏食を長期間投与した場合、骨の異常、成長障害、妊娠障害等が生じますが、致命的な障害を観察することは難しくなっています。
実験的にMnSODを欠損させたマウスが生後5〜21日で死亡することから、マンガンは高等動物に必須の栄養素と認識できます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






