支援する人を支援する2 支援の輪を拡げる戦法

社会課題の解決への取り組みは、目標を定めて、着実に進んでいってほしいところですが、目標通りに進んでいるのかというと、地道な支援の一端を担いながら疑問を感じてきたところです。

SDGsのキーワードである「Leave No One Behind」を念頭に置いて、「誰一人取り残さない」との方針で支援活動に取り組んできた団体が、取り残された状態になっている現状も数多く見聞きしてきました。

その原因や理由は、さまざまある中で、広報力の不足を強く感じています。健康関連・食品関連の団体の広報を担当する中で、大手メディアとの連携による支援も経験してきて、広報力さえあれば目標に近づける、もっと活躍できるという団体が数多くあることも知りました。

すぐの助けを求めている人が、近くに支援団体があることを知らないために“取り残されている”ことも目の当たりにしています。

これだけのネット社会で、手のひらのツールで情報検索ができる時代になっているのに、広報力の不足のために、このようなことが起こっています。

この連載コラムのタイトルの「支援する人を支援する」が、団体を支援するということなら違和感があるかもしれません。

しかし、支援をする団体は個人の思いの部分が大きく、人とのつながりが重要となります。その人の支援が団体の支援の根幹であり、それが必要とする個人へのバトンタッチに活かされていきます。

何が足りないのか、それに気づいてもらい、足りないところを支援することについて、自分たちのできること、やってきたこともあげながら「支援する人を支援する」活動を考える一助になればとの思いで、書き進めていきます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕