特定保健用食品(トクホ)は有効性が科学的に証明された個別の商品については、審査を受けて、生活習慣病の一次予防を目的とする製品であることを表示して販売することができるものです。
特定保健用食品の有効性は、実際に消費者が摂取する最終商品と同じものでの試験が義務付けられているので、成分が同じであれば、同じ有効性という他のサプリメント類とは異なっています。
それは1991年に制度化された個別許可型に限った話で、2005年に追加された規格基準型の特定保健用食品はすでに実績と科学的根拠が蓄積された成分について、国が定めた規格基準に適合するかを審査することで許可されます。
個別許可型と規格基準型は必ずしも同じとは限らない(同じではないという見解もある)のに、そこが理解されないまま使用している人が多いのは事実です。
特定保健用食品は審査が厳しいことが知られていることから、かなりの有効性を期待する向きもあるものの、特定保健用食品の表示として許可されているのは8種類だけです。
1 おなかの調子を整える食品
2 コレステロールが高めの方の食品
3 血圧が高めの方の食品
4 ミネラルの吸収を助ける食品
5 骨の健康が気になる方の食品
6 むし歯の原因になりにくい食品/歯を丈夫で健康にする食品
7 血糖値が気になり始めた方の食品
8 血中中性脂肪、体脂肪が気になる方の食品
これを見ると、多くの人が期待する抗酸化や免疫向上といった有効性は該当していないことがわかります。
特定保健用食品の有効性表示は、病気の予防や治療といった医薬品のような表示は許可されていなくて、あくまで食品であることから「健康の維持・増進」についての表示が許可されています。
表示の内容としては、「お腹の調子を整えます」「お通じが気になる方に適しています」、「糖の吸収を穏やかにします」「食後の血糖値が気になる気になる方に適しています」といったものです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






