幻のキノコと呼ばれてきた槐耳(カイジ)を原材料にしたキノコ製剤が日本で販売できることになったタイミングで、中国取材を敢行しました。そのキノコについては前回(日々邁進36)に簡単に書きました。
中国取材について“敢行”と書いたのは、前から話を聞いていて、取材したいと思っていても、なかなか機会が得られなかったからです。
無理を承知で正面玄関からアプローチしてきて、さまざまな公的機関を通じてもシャットアウトされ続けてきたのですが、キノコを輸入して日本で販売することとなった会社のルートで中国取材ができることになりました。
そのきっかけとなったのは、日本でカイジ菌糸体エキスを健康食品として販売することが許可されて、そのメディア発表の運営を、私が知っている広告代理店が受けたからです。
その場に私が呼ばれたのは、当時は健康関連の雑誌の編集担当であったことと、他にも複数の雑誌に健康関連の記事を提供していたからです。
通信社には敵わないものの、私が納得して記事を書けば、それが複数のメディアを通じて発信される可能性が高かったからです。そのおかげもあって、中国の医療機関での槐耳の使用について日本で初めて取材して発信するという機会が得られました。
槐耳の研究は、中国の8つの医療機関から100人近い研究者が集められ、国家プロジェクトによって薬理作用、臨床試験などが20年以上も続けられたということでしたが、初めに気になったのは、どのような医療機関なのかということでした。
取材先を検討する段階で、8つの医療機関のリストを見せてもらったら、大学病院、国立病院などの大病院ばかりで、初めに取材したのは上海の中国軍の病院でした。
カイジ菌糸体エキスは、国家Ⅰ類漢方新薬という医療機関だけで使用が認められているものだけに特殊な医薬品なのかと思っていました。ところが、お湯で溶いて飲むという、健康食品のような使い方が大病院で普通に使われていました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






