「児童発達サポーター」の名称は、発達障害児の支援施設との連動を考えたときから掲げていました。
支援施設との連動というのは、発達障害が認められた子どもの支援をする施設や専門スタッフの支援という発想があり、“支援する人を支援する”という標語(キャッチフレーズ)も考えていました。
それは発達障害児の支援が多くの人(保護者や家族など)が望むように進んでいないのは、改善がみられても、地域の方々の理解が得られていないために、改善の結果と子どもたちや保護者が抱える困難さの解消が一致していないことがありました。
発達障害の改善と同時に、社会的な理解があって初めて改善の成果が得られるということで、地域の理解を進めることが重要であり、それを進めることが支援施設にとっても役になつことであるとの思いから、発達障害児の困難さの理解が“支援する人を支援する”活動になるとの発想でした。
しかし、支援する人を支援するというと、“支援”というキーワードへの感覚の違いもあって、営業活動をしてくれるのか、経営面で安定させるための支援をしてもらえるのか、と考える人も少なくありません。
発達障害児の支援施設が必要な地域に限って少ないのは経営面で不安を抱えているからで、そこを重視する経営者や支援スタッフがいるのは当たり前のことかもしれません。
しかし、それは施設を運営する人が考えて、実践することであり、私たちができることは“他の人ではできないこと”の支援だと伝えています。
〔発達の伴歩:小林正人〕






