中国の医療保険制度は、基本的には日本の制度と大きく変わってはいないということは、巡回健診の全国団体の月刊情報誌の編集を担当しているときに書きました。
それはアメリカのように日本と全く異なる医療保険の国から、ヨーロッパ各国、中国と連載で紹介していって、日本の医療制度が優れていることを伝えるという内容であったのは団体の性格から仕方がないことでした。
中国の医療保険制度は、保険証を持っていることで等しく医療を受けることができるという面に注目すると、日本の国民健康保険と同じように感じます。ところが、日本の国民健康保険とは違っていて、住んでいる地域や仕事の内容によって割引率が違います。
保険が適用される医療技術と使用できる医薬品の種類も違っていて、医療保険の範囲で受けられる医療行為の内容が違っている、つまり望んでも受けることができないことがあるということです。
都市部で働いている人と農村部の住民では、使用できる医薬品が異なっているので、同じ病気であっても都市部での治療結果と農村部での治療結果では自ずと大きな違いが出てくることになります。
その医療保険も、省ごとの制度となっていて、省(日本でいう県に相当する22の行政区画)の中での使用に限られています。他の省の大病院や専門病院での治療を望むことはできません。
それぞれの省に大病院、専門病院が存在していること、超高層ビルの大病院があるのも、このような背景があるからです。
私が中国取材を敢行した幻のキノコと呼ばれてきた槐耳(カイジ)を原材料にしたキノコ製剤が国家プロジェクトで研究開発された背景の一つでもあるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






