前回は話題になることが多い江崎グリコとカルビーの社名の由来を紹介しましたが、2回目にして、お題の「社名の後付け由来」について書いていきます。
「エスビー食品」は、今ではスパイス(SPICE)&ハーブ(HERB)を社名の由来として打ち出していますが、健康情報誌の取材で広報と盛んに交流していたときには別のことを聞いていました。
それは前身の日賀志屋が1930年に発売した日本初の家庭用カレー粉の商品名がヒドリ印カレー粉で、太陽と鳥を図案化したヒドリ印が商標として描かれていました。
1931年には、太陽(SUN)と鳥(BIRD)の頭文字から「S&B」が図案に併記されて、エスビーは「SUN&BIRD」というイメージが広がっていきました。
1949年には「ヱスビー食品」に社名が変更されて、ブランドと社名を一致させました。一般的にはエスビー食品と表記されますが、正式な社名は「ヱスビー食品」です。
「スパイス&ハーブ」が新しいコーポレートシンボルとして定められたのは2003年のことで、2006年には「SPICE&HERB」のシリーズ194品目が販売されて、シンボルと社名のイメージの一致が進んでいきました。
取材で頻繁に訪れていたのは、その後のことなので、表向きには「SPICE&HERB」を打ち出しつつも、「SUN&BIRD」に思い入れもある社員が多数いたという時期でした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






