発達障害がある子どもは、健康面でも弱点が出やすく、その対応のためには栄養や運動といった支援が必要になります。
栄養指導でいえば、以前に比べると個別対応の技術が随分と進んできて、発達障害の特性も理解されるようになって、具体的な食品、摂取法なども明らかになってきました。
通常の栄養指導であれば、本人に対して、何を食べるべきか、栄養摂取のために何をすべきかを直接伝えることが重要ですが、食事を作るのも、食べる環境や条件を整えるのも保護者にしかできないことです。
だから、このようにすべきということを伝えようとしても、なかなか受け入れてもらえないのが現実です。子どもの発達のための食事の伴歩には、理論を学ぶだけでは結果として現れにくいことです。
栄養摂取の意味を知り、それが自分にも家族にも、そして発達障害の改善にも必要あることを認識することができれば、より改善の支援を進めることができます。
そして、栄養の知識を得て実践するだけでなく、改善のための栄養知識を通じて、家族が健康であることの大切さも知ってほしいのです。子どもの健康は家族全体の健康があってのことで、家族が健康であればこそ、改善の結果が得られるようになるということです。
そこのところの支援が、発達の伴歩を掲げている私たちが目指していることでもあるのです。
〔発達の伴歩:小林正人〕






