メディカルダイエット1 ダイエットは健康戦略

日本メディカルダイエット支援機構を、特定非営利活動法人(NPO法人)として内閣府に認証の申請をしたときに、法人名と内容について何度も説明をすることになりました。

その一つは、メディカルという用語についての解釈で、設立メンバー(理事、監事)に医療の直接関係者(医師など)がいなかったことでした。

メディカル(medical)は「医学の〜」といった意味なので、何も医療行為をする人たちで構成されている必要はありません。

もう一つはダイエットという用語の解釈で、“やせる” という意味ではないのに、我が国では正しい意味が伝わっていないことから、これを理解してもらうのに長い時間がかかりました。

ダイエット(Diet)の元々の意味は「方針、戦略、戦術、作戦」で、正しい方針に基づいた戦略や戦術はダイエットと呼ばれます。

国会の英語表記は「the Diet」です。国の方針を決め、それに合わせた戦略として法律を定めるという働きをしている機関なので、ダイエット(Diet)が相応しい名称となります。

元々の意味から転じて、正しい方針に基づいた生活をすることがダイエットとなり、正しい食事療法、正しい運動療法がダイエットとなりました。

このことは医学や医療の専門家ならわかっているはずのことで、たまたま内閣府に私が付き合ってきた方が厚生労働省から出向していたので、そのルートでの説明で納得してもらいました。

特定非営利活動法人に認証された2008年は、厚生労働省の特定健診・特定保健指導が始まった年で、一般に知られるメタボリックシンドローム対策は「メディカルダイエットと共通している」とのフォローのおかげで、認証を受けることができました。

ただ、メタボリックシンドローム対策とタイミングが完全に合致したことから、スタートから3年ほどはメタボリックシンドローム関係の仕事ばかりが持ち込まれることとなりました。

本来の目的は何だったのかというと、それは体脂肪を減らす(やせる)ことだけでなく、体重を増やす(太る)ことも含まれていて、それぞれの人に適した身体状態に導いていくメディカルダイエットの推進でした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕