OMO 4 身から出たサービス1

前回のお題の「ONをOFFで返す」は、テーマの「OMO」と合致している部分が多かったことから「ONとOFFの融合」(On Merges with Off)の逆説的な表現であることは理解してもらいやすく、多くの賛同や評価を得ることができました。

ただ、「ONをOFFで返す」の元ネタが「恩を仇で返す」で、ONが同じ音の恩、OFFはONと対比した仇(あだ)であることの理解は弱かったようです。

それと比べたら、今回のお題の「身から出たサービス」は、口にした瞬間に「身から出た錆」という諺(ことわざ)をもじったものだと気づかれました。

これは錆(さび)とサービスが似た語音で使っているだけではなくて、私たちが講習で話をすることや、講習に続いて実施するサービスの内容が、本来の諺の「身から出た錆」と合致するところがあると認識しているからです。

学ぶこと、学ぼうとする人に教えることは時間的にも労力的にも、それほど大変なことではないのかもしれませんが、講習の内容を更新していくこと、それも途切れなく更新し続けることは、いつ終わるかわからないことだけに、どれほど大変なのかの想像もつかないところがあります。

それをわかっていて、情報更新のサービスを続けることは、「身から出た錆」になりかねない、それくらい頑張ってサービスをし続けるという覚悟を示すために「身から出たサービス」を言い続けています。

講習の中でも健康に関わることは、更新こその重要で、そのために講習のほとんどは資格認定の形をとっています。

資格認定講習の冒頭で、よく話をするのですが、私たちの講習に続く認定試験は、大学で言えば卒業試験の位置づけではなくて、入学試験の位置づけです。講習で得た基本的な知識を元にして、入学後に学ぶことのほうが多く、重要だと認識しています。

私たちの講習の範疇の広く健康に関わることは、変化が激しい分野で、常に情報更新をしなければなりません。講習で覚えたことは、すぐに古い情報になってしまうことも多く、古い情報は間違いにもなりかねません。

そのため、資格認定者には定期的に情報を発信しています。

そのことは簡単でも、長く続けるのは大変で、発信すべき情報が集中する時期が年に何回かはあります。

この情報収集・分析・発信・送信が重なってくると、まさに「身から出たサービス」だと実感させられることの連続です。
〔小林正人〕